※2016年度の教材を元にしたレビューです。
「こどもちゃれんじ ぷち」ってどんな教材?
子供向け通信教育では最大手といっていいでしょう、ベネッセの1・2歳児用教材です。月齢によって届く号が決まっていた「こどもちゃれんじ baby」とは異なり、月齢に関わらず、その学年ごとにみんな同じ4月号、5月号…という教材が届くようになります。
毎月以下のような教材一式が届きます。
○エデュトイ(おもちゃ)
○絵本
○DVD
○おうちのかた向け情報誌
内容としては
●ことば
●音・リズム
●生活習慣
●人との関わり
●考える力
●英語
です。
「こどもちゃれんじ ぷち」を購入した理由
「こどもちゃれんじ baby」からの継続…といえば聞こえはいいですが、ベネッセの罠にはまってしまい「1さいのおたんじょうび特別号」を1歳になった時点(つまり「こどもちゃれんじ baby」の受講中)にもらってしまったことです。
「1さいのおたんじょうび特別号」はしまじろうのパペットやリュック、はみがきミラーの他、フジフィルムのフォトブックの無料券、1さいのおたんじょうび絵本のようなものがセットになったかなり豪華な内容です。なので、1歳の誕生日がくるときに欲しくなり申し込んでしまったのですが、これは「こどもちゃれんじ ぷち」なんです。つまり1歳になった後に初めてやってくる4月から開講する「こどもちゃれんじ ぷち」の教材を数カ月先取りしているので、「こどもちゃれんじ baby」を解約せず継続して「こどもちゃれんじ ぷち」に進むことが前提になっており、もし「こどもちゃれんじ baby」を途中でやめたい場合はこれらをベネッセへ返却しなければならないという、なんだかすごいシステムになっています。
これから申し込もうと思っている人は要注意です。
「こどもちゃれんじ ぷち」をとってみた感想
復職して保育園が始まったこともあり、やる時間が無くなってしまったことから、途中でとらなかった号もあります。それでも結局戻ってきて、「こどもちゃれんじ ぽけっと」まで続いているのはやはりメリットが多いからです。2歳半になったいまでも「ぷち」の内容は大好きで、DVDは今でも見ています。良いところ(メリット)
DVD、絵本、エデュトイという異なるチャネルで同じものが登場するので、発見や気づきを促してくれる
ベネッセの広告などにこのことが書かれていても、何のことやらサッパリわかりませんでした。しかし1歳の娘を見ていて、これはすごいとわかりました。
例えばDVDにエデュトイで遊んでいる光景が出てきます。まだしゃべることすらできない1歳の娘はそれを見て、「おもちゃ箱に同じものがある!」と気付き、そのエデュトイをおもちゃ箱から持ってきて、同じように遊んでみたりするのです。
他にも例えば「犬」ひとつとってみても、映像で見る動く犬、絵本の写真の犬、イラストの犬、などいろいろな犬の形があります(もちろん本物も)。それらが同じ「犬」という概念のものであることを覚えていきます。
娘は1歳で保育園へ通い始めたので、さらに保育園というチャネルも増え、ますます色々なものを吸収するようになりました。
正直、こどもちゃれんじをやっていなくても、そういったことは自然に覚えていくことだと思います。でもそのきっかけとなったり、加速させてくれるという点で良かったと思いますし、こどもちゃれんじではないところでも、色々なチャネルから情報を与えるということの重要性について、親として気づかされました。
おもちゃの食いつきがいい
「こどもちゃれんじ baby」と一緒ですが、おもちゃの色は基本的に原色ベースで大人が見ると微妙なセンスだったりしますが、子供にとっては惹かれる色みたいです。DVD等との相乗効果もあり、よく遊んでくれます。
月の絵本がちょうどいい
2~3ページごとに違う内容になっていて、その月のイベント(クリスマスなど)のお話あり、知育的な内容(大きい・小さいなど)あり、電車などの写真あり、シール遊びやしかけもあったり、特に1歳半くらいから楽しめました。
DVDの食いつきがいい
家事などで相手ができないときに、DVDをじっと見ていてくれるのは正直助かります。良くないとは思いつつ…DVDは英語でも再生できる
DVDの内容は全編英語でも再生できるので、聞き流し的に見せることもできます。悪いところ(デメリット)
いらないおもちゃも増えていく
baby に引き続きこどもちゃれんじでは定番のデメリット。最低受講単位が「連続2か月」なので、いらないおもちゃの月をとばすということができません。しかも2か月ごとに何となくいいおもちゃと、100均レベルじゃ?!というおもちゃになっていたりします…。