※2015年の教材を元にしたレビューです。
「こどもちゃれんじ baby」ってどんな教材?
子供向け通信教育では最大手といっていいでしょう、ベネッセの0・1歳児用教材です。赤ちゃんのその月の月齢によって届く号が決まっていて、例えば4月生まれの子であれば1歳11か月号まで、3月生まれの子であれば1歳号までが「こどもちゃれんじ baby」になります。つまり赤ちゃんの生まれ月によって届く教材の数が違うことになります。
(1・2歳児用「こどもちゃれんじ ぷち」以降は月齢に関わらず、その学年ごとにみんな同じ4月号、5月号…という教材が届くことになります。この切り替えがあるあたりが公式HPでもとてもわかりづらいです。)
毎月以下のような教材一式が届きます。
○エデュトイ(おもちゃ)
○絵本
○おうちのかた向け情報誌「おやこですくすく」
内容としては
●五感の刺激
●うたいかけ
●かたりかけ
がメインです。
余談ですが、こどもちゃれんじのキャラクターしまじろうも0歳からのスタートです。(しまじろうは赤ちゃんと一緒に成長するという設定です。)
「こどもちゃれんじ baby」を購入した理由
上の子が生後9か月を過ぎた頃。なんとなく日中ふたりきりでいると「間がもたない…」と思い始めたのがきっかけでした。寝てばかりの赤ちゃんだった頃と違い、大人とやりとりらしいことも出来てくるし手もどんどん器用になってきます。初めての赤ちゃんということもあり、家にはほとんどおもちゃがありませんでした。しかもどんどん成長していく娘にその都度「月齢に合ったおもちゃを選ぶ」のが難しく、「今は少しだけ難しいかもしれないけれど、ちょっと練習すればできるようになる」ものを与えたいけれども、それをおもちゃ屋さんで選ぼうとしてもよくわからなかったんです。
私の姉は私の1年半前に姪を出産したばかりで、こどもちゃれんじを既に受講していたこともあり、こどもちゃれんじを調べたところ、「こどもちゃれんじ baby」であれば月齢に合ったおもちゃを毎月届けてくれる、というところに魅力を感じてとることにしました。
「こどもちゃれんじ baby」をとってみた感想
特に後悔はしていませんが、親がきちんとしたおもちゃを自分で選べるならいらないと思っています。私個人としては、おうちのかた向け情報誌がとてもよかったので、これだけでもかなりの価値があると思いました。良いところ(メリット)
月齢に合ったおもちゃが届く
期待通りでした。ただ勿論個人差があるので、自分の子が必ずそのおもちゃですぐに遊べるかどうかはわかりません。でも数カ月以内には遊べるようになると思います。また、口に入れても大丈夫なように作られているので安心です。
おもちゃの食いつきがいい
おもちゃの色は基本的に原色ベースです。正直大人が見ると微妙なセンスだったりしますが、子供にとっては惹かれる色みたいです。また子供の手の大きさになじむようにできています。
おうちのかた向け情報誌「おやこですくすく」が充実の内容
例えば「ひよこくらぶ」は0歳~2歳が対象の子育て情報誌ですが、この情報誌はその月齢に特化した内容になります。エデュトイの遊び方だけでなく、その月齢で気を付けるべきこと、赤ちゃんとの接し方、お悩み解決、幼児食レシピなども載っていて、初めて育児をする親にとってはとても心強く濃い内容です。
悪いところ(デメリット)
いらないおもちゃも増えていく
こどもちゃれんじでは定番のデメリットですが、最低受講単位が「連続2か月」なので、例えば1か月おきに欲しいおもちゃがあってもその1か月をとばすということができません。その為、いらないものも自動的に届いてしまいます。
また前述の通り、子供にとっては惹かれる色や形のようですが、大人から見ると微妙なセンスだったりするので、大人としてはマイナスポイントになりがちです。
まとめ
1人目でおもちゃをあまり持っていないならおすすめ
月齢に合った、かつ子供がちゃんと遊んでくれるおもちゃが届き、さらに親にとっても役に立つ情報誌が届くのでおススメできます。
2人目ならまったく必要ない
おもちゃも色々そろっている、子育て情報誌などを改めて熟読する必要もないという状況なので、デメリットしか残らなさそうです。