「こどもちゃれんじぽけっと」を1年間受講してみて - 口コミレビュー

何度となくやめようかと思ったベネッセの「こどもちゃれんじぽけっと」。
ですが次号を楽しみにする長女のためにやめるにやめられず、結果的に1年間受講したのでまとめてみます。
※2017年度の教材を元にしたレビューです。


「こどもちゃれんじ ぽけっと」のおすすめ教材 ベスト5!


第5位 おしゃべりレジセット・おもてなしレストランセット


どちらもごっこ遊び最盛期なので良く遊びました。

でもレジセットのレジは価格表示部分がシール。スキャンした商品の価格をデジタル表示して合計価格も出すとか、もう少し頑張って欲しかった!

レストランセットは注文機にはてなんだくんを当ててピッと注文をとり、メニューの食事の組み合わせを見て、同じ食事をトレーにセットして「お待たせしました~!」と遊びます。
注文機がプラスチック製で手のひらサイズなので、1歳の次女もはてなんだくんでピッと遊んでいます。

第4位 アートぶっく


エデュトイがしょぼい月に届いてくれるアートぶっく。
最初はちぎるだけだったり、丸めるだけだったりですが、11月号からはさみも始まります。
一度やってしまうと繰り返し遊べないのが本当に残念ですが、教材が届くとすぐに全部やってしまうくらい子供は大好きです。

第3位 おふろでせんたくごっこ


しょぼいエデュトイからまさかの高ランクイン。
お風呂の壁に貼れるポスターと、しまじろう、はなちゃんとそれぞれのお洋服のパーツを水でペタペタ貼って遊べます。
お風呂に置きっぱなしにしておくと毎日目にするからか、本当に毎日毎日遊びました。
さりげなく洋服の裏面に数字が書いてあり、1~10を数えたりもできます。
絵合わせややりとり遊びだけでなく、体にもくっつくので、下の子の体にペタペタ貼り付けて遊んでみたり、まとめて水に沈めるとパッと飛び出してきたりと、本来の遊び方ではない遊び方もたくさんできて面白かったです。

第2位 ひらがなおふろポスター


まさかのエデュトイ以外からのランクイン。
我が子は DVD でしまじろうの「し」とみみりんの「み」を覚え、ひらがなに目覚めました。
お風呂のあいうえお表はやはり毎日見るので、読めるひらがなが増えてきました。
裏面は数字のポスターになっています。1~10までしかないですが。

第1位 なにはさむ?いろかたちサンドイッチやさんセット


「こどもちゃれんじ ぷち」の頃からの予告を見まくって憧れていた教材。娘は届くのを本当に楽しみにしていました。
届いてからもメニューシートがボロボロになるまで遊び、約1年経った今でもこちらの好みを聞いてサンドイッチを作ってくれます。
あるときは家、あるときはお店になり、長く遊べるごっこ遊びにとても良い教材です。



「こどもちゃれんじ ぽけっと」のメリット&デメリット


良いところ(メリット)


遊びの幅が広がる


我が家は保育園に通わせていますが、もし家でずっと子供を見ていたら?と思うと、ただ漫然に時を過ごしていたかな?と思います…。
まして下の子が生まれたばかりで上の子のことを考えてあげられる時間も少なく、2~3歳なら砂場遊びやごっこ遊び、簡単な工作などを楽しく出来るようになっているはずですが、そういったことに気づいてあげられたかどうかと思うのです。
そういう中で自動的に教材が毎月届いてくれて、下の子の世話をしている間に DVD を見て勝手に遊んでくれているのを見ると、正直「ありがたい」と思いました。
また、保育園でやったことや覚えてきたこととリンクしたりもするので、「これ知ってる!」「これ出来る!」などの自信にもつながります。

教材の交換サービスが受けられる


ぽけっとに限らずですが、教材の破損などに対して新品に交換してもらうことができたりします。この辺はさすがベネッセ太っ腹です。
(本来は恐らく「届いたものが破損していた」といった事態のための対応であり、あくまでその延長として行ってくれているようです。)
「ぷち」の時代は子供が自分で DVD を入れたがったため(なおDVDは親が扱うよう注意書きがあります…)、DVD が傷つき、一部再生できなくなったものもありましたが、見られなくなったDVDは「今回だけ」という念押しつきですべて新品に交換してもらえました。
「ぽけっと」では今度は下の子が紙の教材を食べてしまい破損した教材がありましたが(完全に親の監督責任です)、これについても交換してもらえました。むしろ子供の体調まで心配して頂き恐縮でした。
「ものを大事にする」という感性を育てたいという観点では、このサービスに頼るのは良くないと思いますが、どうしても気に入っているものや長く使いたいものが壊れてしまった場合などは、一度ベネッセに電話で相談してみるといいかと思います。
なお交換の対象となるのは1年間のみ、かつ在庫があるものに限るということのようです。


悪いところ(デメリット)


いらないおもちゃも増えていく


こどもちゃれんじでは定番のデメリットですが、最低受講単位が「連続2か月」なので、例えば1か月おきに欲しいおもちゃがあってもその1か月をとばすということができません。その為、いらないものも自動的に届いてしまいます。
ちなみに、明らかにお金がかかっているエデュトイと、百均レベルでは?と思うようなエデュトイとが交互にくるようになっています。(100均レベルでは?という時はアートぶっくも付いてきますが…)

ただ、大人視点で「これが欲しい!」と思ったものに、必ずしも子供も食いついてくれるわけではなく、「え。それでいいんだ…」というもので長く遊ぶこともしばしば。
そういう気づきがあるという点では、大人的にはいらないものでも、無駄ではないと思っています。

もうやめられない


「ぷち」の時は子供も1~2歳、まだまだ物事がよく分かっていない時期で、親の都合で受講したりやめたりできました。
しかし今やDVDの次号予告にクギ付け。次年度のエデュトイまで「これいつくるの?」と聞いてくる始末。
この先、なかなかやめられそうにありません…



まとめ


保育園に通わせていると、ごっこ遊びなどは保育園でもやってくれたりしますし、むしろ友達と遊ぶ楽しさも増えてくる頃なので、家で過ごす時間が長くないのであれば敢えて教材として必要ではないとは思います。必要と思うものは都度おもちゃ屋さんなどで選べばよいわけですし。

ただ、親の好みにとらわれず自動的に教材が届くと、子供の意外な好みややりたいこと、実はもうできちゃうことなどが発見できたりして、それは親としても楽しいことだと思います。

なので結論としては、こどもちゃれんじぽけっとを受講して良かったと思っています!

下の子が「ぽけっと」世代になった時にどうするか?を考えますが、おもちゃや DVD の内容がかぶるという点で、こどもちゃれんじぽけっとを受講するという選択肢をとる気にはなれません。

オプション教材の「こどもちゃれんじプラス」のみを受講するか、他のポピーやZ会などの幼児教材を検討したいと思います。

下の子が大きくなってどう言うか次第なところもありますが…。