1歳半&3歳半と行く!GWの千葉房総子連れ旅

2018年5月1日~3日の2泊3日、ゴールデンウィーク期間中の連休の前後に挟まれた平日に3歳半の長女と1歳半の次女2人を連れて、家族4人で千葉へ行ってきたのでレポートです。


1日目

旅程

自宅~(車 アクアライン経由)~東京ドイツ村~(車)~TJK金谷城スポーツセンター

神奈川の自宅から千葉へ車で行くにはアクアライン経由で行くか、東京湾フェリーで行くかのほぼ2択です。
今回は3日目の天気が悪い予報で遊べない見込みだったので、この日にフェリーに乗るというイベントを作った方がいいだろうということと、フェリーはすぐに乗船できず時間がかかる可能性があることから、行きはアクアライン経由でサッと行って遊ぶほうを選択しました。

遊ぶ場所はマザー牧場か東京ドイツ村で迷いましたが、まだ下の子供が小さいこともあり、園内を車で入って回れる東京ドイツ村を選択。
GW期間中とはいえ平日だったからか一度も渋滞することなく、9時前に自宅を出発し、1時間ちょっとで10時頃に東京ドイツ村に到着しました。

ドイツ村は園内に車で乗り入れます。園内の道路は時計回りの一方通行で、園内のあちこちにある駐車場に車を停めて遊ぶという珍しいスタイルです。

入園してすぐに、左手にスワンのペダルボートに乗れる池、右手にはフラワーガーデンがあります。
自宅からノンストップで来ている為、ひとまずフラワーガーデンの上にあるトイレで休憩。トイレのすぐ横には無料休憩所の建物があり、中に入るとベビーベッドなど赤ちゃんの休憩もできる他、プレイマットが敷いてある広いスペースと、クライミングウォール(ボルダリング)がありました。
クライミングウォールの下はフカフカのクッションマットが敷いてあり、1歳半の次女はクッションマットの感触が楽しいのかひたすら走り回り、3歳半の長女はひたすら壁を登っていました。



大人はすぐ隣にある椅子で休憩して園内マップをチェック。子供達がよく遊ぶのでここだけで30分くらい経過…

1歳の子が遊べるアトラクションは限られているので、とりあえずスワンボート(15分、大人2人分の料金で700円)に乗ってみました。
ボートよりも池のまわりで餌付けされているカルガモやアイガモの方が気になった様子。長女は「コワイ!次女ちゃん食べられちゃう!」と怯えて近づかず…。



車に戻り、11時くらいになっていたので、無料のあそびエリアのわんぱく広場へ行き、木陰のベンチで持参したお弁当で昼食にしました。
広場には広大な芝生にブランコとターザンロープがたくさん…その2つだけが本当にたくさんありました。それぞれ20基はあったでしょうか。小さな滑り台もありましたが、天気が良すぎて灼熱の鉄板になっていました。
長女はターザンロープで遊び、次女はターザンロープのプラットフォームの階段をひたすら登り下り。

持ってきたお弁当だけでは大人が物足りなかったので、車でマルクトプラッツへ移動し、ケバブやインスタ映えするジュースを調達。ここにはプレハブの無料休憩所があり、クーラーが効いた室内で食べることができました。

再び車に戻り進むと、左手にミニ遊園地のエリアが。長女に「ジェットコースター乗ってみる?」と聞いたところ「乗る!」という元気なお返事だったので、母とふたりでブタ天キッズコースター(2人で700円)へ。
並ぶこともなくすぐに乗れ、1周30秒くらいのコースを想定外の2周。長女生まれて初めてのジェットコースターは、恐怖のあまり硬直したまま一声も発しませんでした。あとで聞いたところによると「もう2度と乗らない」そうです(笑)
隣に芝そりゲレンデがあり、こっちの方が高低差もありコースターよりずっと怖そうでした。今回はパスしましたが、下の子が3歳になったらふたりでやらせてあげたいなぁ。

また車に戻り、少し行くと左手にこども動物園、右手にせせらぎ「じゃぶじゃぶ池」が。
ここで車を降り、じゃぶじゃぶ池へ。水着を持って来ればよかったと後悔しながら、長女はパンツ一丁で小さなウォータースライダーや噴水も満喫。次女は服を脱いだのに怯えてまったく入れず。横に日除けのスペースもあるので、次女はパパとここで待機。
多分ここで遊んだ時間が一番長く、1時間以上遊びました。

ヘロヘロに疲れながらもこども動物園にも立ち寄りました。ヤギやヒツジ、モルモットやミニブタ、うさぎ、ポニーなどがいます。モルモットの抱っこは時間ではなくできませんでしたが、ヤギやヒツジに餌を買ってあげることができました。

この時点ですでに15時…。

東京ドイツ村で遊び足りなかったらマザー牧場へも行こうかなとか考えていましたが、予想以上に盛りだくさんで、本当に1日中遊べました。もう少し大きくなったら、芝そりやアスレチックやヒルトップリンク(氷じゃないスケート)もやらせてあげたいです。

でも結局、水遊びが一番楽しそうかな…?と思っています。水着とバスタオルは必須!


東京ドイツ村から本日の宿、TJK金谷城スポーツセンターまでは30分くらいでしたが、ここまで昼寝をしていなかった子供たちはここでもちろん爆睡。


TJK金谷城スポーツセンターは健康保険組合の保養所ですが、直前に空きを見つけて予約したこともあり、本館は取れず、アネックスのツインの洋室になりました。
ブログなどで読んではいましたが、アネックスは本当に不便でした…。食堂やお風呂やランドリーなどすべての機能は本館にあるものの、アネックスからは外を、しかも急坂や階段を登っていかないと本館に辿り着けません。通らなければならない階段はアネックスに入るところの10段ほどだけですが、ベビーカーは基本使えないと思った方がいいです。
なのでアネックスは赤ちゃん連れやお年寄りにはオススメできませんが、窓からは金谷港が見渡せ、部屋の前の木にサルが来たり、部屋の洗面所の横にたくさん棚があり、特に下の子に触らせたくないお茶セットやポットなどを、手の届かない場所に置いておけたのは良かったです。

夕食は、大人は会席で、子供はバイキングでした。焼きそばやポテト、ハンバーグ、から揚げ、シューマイ、スープなどなど、子供が好きなものばかりなので困りません。
デザートと食後のコーヒー紅茶などの飲物は、大人もビュッフェスタイルで、ケーキの他にチョコレートファウンテンなどもありました。

お風呂は大浴場で温泉もあります。子供はジャグジーやシルキーバスが楽しい様子。
お風呂の近くにランドリーがあり、売店で洗剤を買うか洗剤を持ち込めば使えます。小さい子供を連れた旅は着替えがいくらあっても足りないことがあるので、早速ここで洗濯。

アネックスに入ってすぐの無人のフロントに、オセロや囲碁将棋など部屋に持ち込めるゲームの貸し出しをやっています。なんとイタイワニは1歳半の子でもルールを理解してできましたよ!パパが噛まれるとニコニコと嬉しそうでした。

しかしベッドはシングルか…セミダブルあったのか…わかりませんでしたが、ハリウッドツインにできず子供と添い寝は辛かった。。。


2日目

旅程

TJK金谷城スポーツセンター~(車)~鴨川シーワールドホテル~(徒歩)~鴨川シーワールド


宿の朝食は特筆すべき点はなく…子供達も早々に飽きて歩き始めてしまい…次女と手を繋ごうとした長女が手を振り払われたらしく「次女ちゃんと手を繋ぎたい!!!」と泣き叫び、若いカップルに失笑されるという思い出ができました。。うるさくて申し訳ありません…。

宿にはキッズルームもありましたが、箱根と違って滑り台が1個と絵本があるだけくらいなコンパクトな感じでした。それでも小さい子には楽しめるでしょうが、今回は遊ぶ暇もなく、子供達も存在すら気づいていませんでした。

この日はマザー牧場へ行くか、いちご狩りへ行くか…考えましたが、3日目の天気が台風のような予報だったので、とにかく今日中にシーワールドを全部見ておこうと、まっすぐ鴨川シーワールドへ向かいました。

途中ちょっとした山道で、運転していなかったパパと長女が酔ってしまうというアクシデント。鴨川の少し手前にたまたま道沿いにあった薬局で酔い止めを購入。パパが運転することにし、長女も薬で気分がよくなった様子。
鴨川シーワールドホテルに到着してホテルの駐車場に車を入れてチェックイン。チェックインの時間前でも、シーワールドに入れるパスをくれます。荷物を預けておけば部屋に入れておいてくれます。

フロントのあるロビーから中庭へ出るとそのままシーワールドに入ります。シーワールドは海岸に沿って横に長~く作られていて、ホテル側の入り口と、一般の入り口はそれぞれ両端にあるので、ホテル側からだとシーワールドの最奥から入ることになります。
いきなりイルカプールやセイウチ、シャチショーのプールなど大物が揃っています。
(一般の入口から入る場合は魚やクラゲなどの水槽ゾーンからイルカやシャチのショーへと展開していく形になりますが、ホテルからだとその流れが逆になるので、最後の方がちょっとだるい展開になります。)



イルカプールの隣にセイウチのプールもあり、セイウチがスーーーーっと水面近くを通るたびに「おおぉ~~~~」と声をあげて感心する次女ちゃん。1歳半でも反応は上々。

シーワールドでは4つのショーが時間差でスケジュールされていて、ショーを見た後、あまり待たずに別のショーを見ることができるようになっています。

長女はショーのスタジアムを見つけて「見る!」といってアシカショーが始まるのを待ちました。既にお昼近かったので、売店で焼きそばとたこ焼きを調達し、ショーのスタートを待ちながら昼食。アシカショーが始まったものの、動きが細やかなのとストーリー仕立てなのがあまり理解できず、つまらなかった様子で途中でリタイア。

次にイルカショーへ行ったものの、長女にはイルカの奥に見えた建物の屋上にあるミニ遊園地ゾーンのエア遊具が気になりすぎてしまい、「あれで遊びたい!!」と駄々をこねはじめる始末…。
その後すぐにシャチショーだったのでポンチョを買ってシャチショーへ連れて行ったものの、「シャチさんはもう見たからあそこ行きたい!」(前の時間帯のシャチショーが通路から見えていた…)とご機嫌ナナメ…
せっかくのショーも子供のクレームの嵐で大人には消化不良で終わりました。。。

シャチショーが終わった後にやむをえずミニ遊園地ゾーンへ連れて行き、念願のエア遊具で遊ばせてあげましたが、2~3分で飽きていました…それでも満足そうでしたが。周りに100円を入れれば動く色々な車の乗り物があり、それも楽しんでいました。



ショーを一通り見終わったので魚の水槽があるエリアの方へ行きましたが、その頃には子供たちは爆睡…。。
大人としてはなんとか全部見たいので上の子をベビーカーに乗せて下の子抱っこで見て回り、15時頃ホテルの部屋に入りました。

ホテルは他の方の口コミの通り、古いです。トイレも古臭い感じで、トイトレが終わったばかりの子だと嫌がる可能性ありかな…。お風呂は狭かったので大浴場へ行きましたが、使えないほどの狭さではなかったです。

このホテルのいいところは、やはり鴨川シーワールドのオフィシャルホテルとして、滞在日数分のパスがついてきて部屋に戻りながらもシーワールドへ入れること、イルカにタッチしたり写真などが撮れるディスカバリーガイダンスやナイトツアーに優先的に参加できること、そして子供向けのサービスが充実しているというところです。

お風呂には普通にベビーバス、ベビーチェアがあり、首の座っていない赤ちゃんから気兼ねせずに入浴できます。

食事は朝食も夕食もバイキングで、離乳食や子供向けのゾーンもあります。夕食は魚の解体ショーからのお刺身や、揚げたての天ぷらや握り寿司など、結構楽しめます。ジュースやコーヒーなどの飲み物がサイゼリアのドリンクバーにあるようなマシンだったのが個人的には不満でした…。

レストラン内にはキッズプレイゾーンもあり、3歳以上ならおばちゃんが見ていてくれます。次女がまだ小さいので付き添わねばならず、パパとママが交代で食事をしながら遊ばせました。
なのでオトナも食べられはしたものの、ぼっちで食べなければならず、なんだか微妙な気分…
子供が小さいなら、なるべくプレイゾーンの近くの席にしてもらって、遊んでいるところを近くで見ながら食べた方がいいかもしれません。

部屋は和室に布団を敷いてもらうスタイルで、子供をひとり寝具ありにしておいたので、3つの布団で広々と眠れました。

ちなみにこの日はGW価格でひとり1泊2万円ほど…。
通常の平日は1泊1万円ほどらしく、1万円ならシーワールドのパスも2日分ついてお得とは思うけれど、2万円では2度目はないかな…という感じでした。

ただ子供が小さすぎてナイトツアーには時間的に参加できなかったり、子供がもう少し大きければふたりともプレイゾーンで遊ばせて大人は食事に集中できるな~とか、水族館自体ももっと大きい方が学べることがたくさんあるよな~とか思い残したことも色々あるので、子供が小学生くらいになったらまた来たいなぁと思いました。


3日目

旅程

鴨川シーワールドホテル~(車 アクアライン経由)~海ほたる~(車)~自宅

朝食ビュッフェは焼きたてクロワッサンが人気とありますが、個人的にはフレンチトーストとパンケーキ、あと鴨川野菜のしゃぶしゃぶと海鮮丼コーナーがオススメです。
朝ももちろん、子供達は食事はそこそこにプレイゾーンで遊び尽くしていました。

この日は残念ながら朝から雨…どころか台風なみの暴風雨。
せっかくパスがあるので、雨が弱まったところでシーワールドへ行き、イルカやセイウチのいるゾーンをもう一度軽く見て回りました。
雨が強まってきたので、仕方なくそのまま帰ることに。いちご狩りも考えましたが、雨だと畑のぬかるみを歩くことになることも…という口コミがあったのでやめることにしました。
フェリーの運航状況を調べたところ、残念ながら強風で欠航…
仕方なくアクアライン経由で帰宅することにしました。

ちょうど海ほたるのあたりでお昼の時間だったので昼食に立ち寄ることに。
今日は5月3日…海ほたるは上下線とも同じ施設を利用する仕組みなのでものすごい混雑でした。フードコートの子供用の低いソファがある席などは大人で埋まってしまい、子供用のハイチェアをカウンターに並べ足して、波一の炙り金目鯛の塩ラーメンとあさりごはんのセットととんこつラーメンを分け合って食べました。子供用の食器なども置いてあります。

海ほたるには子供用のプレイゾーンなどもあるようでしたが、あまりの混み具合と天気の悪さ(暴風雨…)でそこまで行って見てみる気になれず、早々に退散してきました…。

歳のせいか旅行の最終日はいつもこんなグダグダで終了することに若干反省。


まとめ


東京ドイツ村は1日遊べる!!


行ってみるまではここで1日遊べるかどうか不安でしたが、時間が足りないくらいでした。
3歳ならもちろん、1歳でも楽しめるポイントはたくさんありましたし、車のまま移動できるので子連れでも園内移動がラクです。
子供が小さいうちはマザー牧場より遊びやすいかも?と思いました。

ただあとから冷静に考えてみると、ボートならこどもの国でも乗れるなぁとか、ミニ動物園ならこどもの国にもあるなぁとか、こどもの国にも水遊びゾーンあるなぁとか思うと、こどもの国で代替可能な場所ではありました…。こどもの国は園内は徒歩なので移動が大変ですが。
ドイツ村は、近くに住んでいるなら年パス買ってちょくちょく遊びに来るのにいい感じの場所だなぁという感想です。

今回は急にドイツ村に決めたので利用できませんでしたが、ベネフィットワンでドイツ村のチケットを事前に購入しておくとお得なので、ベネフィットワンを利用できる方は要チェックです。


鴨川シーワールドは3歳にはまだちょっと早かったかも…?


いや十分楽しんでくれていましたよ?しかし水槽やショーを見るよりも遊園地ゾーンの方が楽しんでいたというのが正直なところで大人としてはガッカリでした。それならわざわざここまで来なくても…と…。
水族館なら例えば江の島水族館などは大きすぎない分、次の生物を見るにも移動が楽で、ほぼインドアなので天気にも左右されず、ミニ遊園地など余計なものもなく…(神奈川県民としての贔屓目はもちろんあります)
今回はとりあえず長女が「シャチさん」を覚えたので良しとしていますが、きっとショーを見たことなんて覚えていないだろうな…と思うと、もう少し大きくなってから行けばよかったなと思いました。
ちなみに私自身は30年ほど前、小学生のときに行っていて、シャチという存在とマンボウが英語で "half fish" ということを覚えて帰って来たし、思い出としてしっかり覚えています。


シーワールドホテルは子連れに本当にオススメ!!


これは本当に口コミ通りでした。とにかく子供だらけです。首の座らない赤ちゃんから小学生くらいの子達までたくさんいました。子供だらけな分、お風呂でも食事でも何をするにも気兼ねしません。
シーワールドへも徒歩0分なので疲れたら歩いて部屋へ戻るだけというのもいいです(とはいえシーワールドは細長~い敷地なので、ホテル側から見て奥はかなり遠く、小さい子を連れての移動では気軽に戻れる距離でもありませんのでご注意を)。