トイレでうんちができない!娘のトイトレ完了報告

おしっこはトイレで出来るようになったもののウンチだけはおむつでしたがる長女のうんちのトイトレを中心にまとめ。

0歳から2歳までのトイレトレーニング


0歳の時から後追いでトイレまで追ってくる子だったので、トイレで排泄するというイメージはついていたと思います。また、こどもちゃれんじぷちをやっていたので、1歳のうちから教材にトイトレのプログラムは含まれていました。(こどもちゃれんじのトイトレプログラムは、1歳のうちは「トイレちゃん」のキャラクターなどでトイレに親しみをもってもらうことがメインなので、これが役に立ったかは不明ですが、トイレを怖いとか嫌いというイメージを持ったことは一度もなかったです。)

あと保育園に通っていたので、早い子はどんどんおむつはずれを進めていたという環境はあります。

長女は2歳の誕生日頃にようやく二語文が話せる程度、かつ排泄を知らせない子でしたので、おむつはずしは進めずにのんびり待ちました。

おむつはずしのはじまり、しかし失敗(2歳半)


おむつはずしを始めたきっかけは、同い年の子を持つママ友さんから、布製のトレーニングパンツを使い始めたと聞いたからです。おしっこが出た!やうんちが出た!を知らせてくれるようにはなったものの、する前に知らせてくれないからまだいいかぁと思ってのんびりしていたのですが、少し焦ってしまいました。
折角思い立ったので我が家でもトレーニングパンツを買って履かせてみました。本人は新しいパンツがうれしかったようですが、普通におしっこやうんちをして「出た♪」と事後に知らせてくれるものの、喜んでいるだけで、紙おむつが布おむつになったような状態でした(汗)

うんちは事前には知らせてくれないものの、うんちが出そうになると立ち止まっていきむので、その状態で強制的にトイレへ連行し、2回程トイレで出すことには成功していました。

保育園の先生に相談したところ、ちょうど春で進級し先生たちが変わったばかりで、先生達となかなかお話してくれないとのことで、おむつはずしはまだ早いかな…と言われてしまったので、しばらくお休みしていました。

おしっこのおむつはずれ(2歳後半)


夏が近くなり、またそろそろ再開しようかなと思い立ち、再度保育園の先生に相談したところ、「夏になって他のお友達も始めたところなのでやりましょう!」と言ってもらえました。それも下の子がまだ小さく、家では大変でしょうからと、保育園でまず「お姉さんパンツでおもらし」作戦を決行してくれました。保育園でおしっこをジョーっとしてしまうと、お友達から容赦ない口撃もありますし、先生たちも慌てて規制線を張って後片付けしてくれたりと、本人も「おもらしは良くない…」と思うようです。3回ほどおもらしをさせてもらい、家でもなるべくお姉さんパンツで過ごしていたところ、事前に知らせてくれるようになり、無事におしっこはおむつを卒業しました。

しかしトイレでおしっこが軌道に乗ると、うんちだけはどうしてもおむつでしたがるようになり、うんちが出そうになると自分でおむつを履くようになりました。

うんちのおむつはずれ(3歳)


おむつを履いていきんでいるときに強制的にトイレに連れていっても嫌がってウンチを出さなくなり、泣いて身をよじって絶対にトイレでうんちをしなくなりました。こうなると魔の2歳児。なかなか言うことはきいてくれません。トイレでうんちをしたくないあまり便秘になるので、こちらが折れてしばらくオムツでさせていました。

その間も「トイレでウンチが出来れば新幹線に乗れるよ~」とか「トイレでウンチできたらここ(有料の遊び場)で遊ぼうね~」とか、おむつのウンチを処理しながら「トイレでうんちできたら水の中に落ちるから臭くないのにね~あぁ臭い臭い」とか、保育園で先生に「あとはうんちだけなんですけどねー」とボヤいてみたり、色々聞かせてみたものの効果なし(でも無視しているようで実はしっかり聞いていることが後で判明します)。

「トイレでウンチポチャンできたらパフェ食べに行こうか~!」と言ったところ、本当に一度だけ頑張ってトイレでウンチしてくれましたが、肝心のパフェを食べに行ったところ本人はイマイチだったらしく、以降全くしてくれませんでした…。

その後、ネットで色々調べて以下の流れで進めることにしました。


  1. おむつを履いてカーテンの影や部屋の隅でうんちをしていたのを、おむつをしたままトイレの中で立ってできるようにする
  2. おむつを履いたまま便座に座ってできるようにする
  3. おむつの脇を少し破いてもできるようにする(下から破ると次に繋げやすいかも)
  4. おむつの脇の片側を全部破いてもできるようにする
  5. おむつの脇を両側を完全に破いてもできるようにする
  6. 水の跳ね返りが嫌なら水の上にトイレットペーパーを敷いてできるようにする


うちの子の場合、1. は簡単に誘導されてくれました。母に見守られるよりもひとりの方が落ち着くようで、ひとりでトイレに籠ってするようになり、出たら「出た!」と呼んでくれました。
立ってするのに慣れていたせいで 2. は嫌がったので、「トイレで座ってできたらチョコレート」のご褒美制にしました。座ってできたら個包装の小さいチョコを1粒だけご褒美にして1~2週間ほどかけて軌道に乗せました。
3. は破ること自体を面白がっていたのと 2. とそんなに違和感なく進められたので問題なかったのですが 4. が全然ダメでした。仕方がないので「全部破って出来たらアイスもあげるんだけど…」くらいのご褒美もちらつかせましたが全然ダメでした。

なかなかできないものだなぁと諦めかけた2週間後くらい、『その時』は突然やってきました。「トイレでウンチポチャンするー」と何故か本人から申し出が。ついにトイレでウンチポチャン出来ました!

『その時』がなぜきたか。思いつくことといえば、その日はたまたま保育園での散歩先で尿意を覚えたらしく、今まで絶対にしたことが無かった「外のトイレ」しかも公園の公衆トイレでおしっこが出来たようなのです。先生から教えてもらって本当にびっくりし、「外のトイレで出来たの?!すごい!!!」と褒めまくりました。

本人の中では「外のトイレ」で初めて出来たことが強い自信になったのだと思います。

しかしご褒美はしっかり覚えていた記憶力の良い我が子、「ウンチポチャン出来たからアイス食べるー」とのことで、ウンチの後は必ずアイス(個包装のピノみたいなちっちゃいアイス)を食べて毎回うっとりしています。有料の遊び場のことまでしっかり覚えていて連れて行かされました…。今でもウンチをするたびに「トイレでポチャンしたから臭くないね!」と喜んでいます。

まとめ


おしっこのおむつはずしについてだけ言えば、お姉さんパンツもしくは半裸での垂れ流し作戦(おもらし作戦)は有効だと思います。排泄を意識するようにはなります。子供によっては事前にお知らせしてくれるようになると思います。事前に知らせてくれるようにならない場合は、さらに、おもらしは良くないことであるという意識を植え付けなければいけません。これが家庭では案外難しいと思いました。

うんちのおむつはずしは、やはりおしっことはまた別物でした。立っていないとうまくいきめなかったり、おむつに包まれていてウンチが落ちない安心感?からなかなか抜け出せないのかもしれません。ウンチが硬い時や硬めの体質だと、座るといきみきれず出しにくいこともあるので、食生活の見直しが必要なこともあるでしょう。いきみやすいように補助便座の持ち手や、足を乗せられる踏み台を活用することも大切ですが、それだけでは限界があるように思います。

いずれにしても、こどもとしっかり向き合い、こどもが出来たことは毎日たくさん誉め、こどもに自信を持ってもらい、次に繋げられるように、新しくできそうなことを常に提案していくという姿勢を、親がもつことが大事だと思いました。